20.10.05 高2

今日は2つのタイプの漸化式を扱いました。

ひとつめは\begin{cases}a_1=1\\a_{n+1}-a_n=4^n\end{cases}
要するに隣り合うふたつの項の差(階差)がわかっているので、それらを足し合わせればよいわけですね*1

ふたつめは\begin{cases}a_1=1\\a_{n+1}=2a_n-1\end{cases}
こちらはa_{n+1}=2a_n-1という漸化式をみたすもののうち*2、定数数列になるものを見つけるのがポイントです。

どちらも基本的な漸化式です。しっかり原理を納得してほしいです。

*1:a_{n+1}=a_{n}+4nとしてa_2,\ a_3,\ \cdotsを求めてみるとよくわかると思います

*2:漸化式だけでは数列は一つに定まりません。a_1をいろんな値にして試してみるとよいでしょう。